2011年5月20日金曜日

スタンドアップパドル体験会・講習会

オーシャンアスリート荒木 汰久治さんを講師として招き、与論B&G海洋センター艇庫でスタンドアップパドル体験会とレスキュー講習会を行いました。
 午前中の部は親子を対象にスタンドアップパドル体験会、17名の参加者で盛り上がりました!まず最初に講師の荒木さんが沖縄より運んでくださったiSUPに、空気を入れてセッティング。そして陸上トレーニングを行いました。
出発前にセッティング中!

 セッティング、陸トレ終了後は実際に海での活動です!
まずはリーシュコードの取り付け位置、ボード上の立ち位置や、パドルの持ち方など基本的なことを学びました。最初はボードに立って漕ぐことは難しので座った姿勢(正座)でまず漕ぐという体験をしました。子どもたちはすぐにバランス感覚を体得し、5分ほどでスイスイ漕ぎ出していましたねーー!しかし体重のある大人は難しい。海の上で立つ感覚、陸と海上でのバランス感覚の違いに戸惑っていました。もちろん、徐々に慣れてきます。30分もしたらボードの上にスタンドアップ!うまくバランスを取りこちらもスイスイと漕ぎ出しました。参加者がある程度慣れたあとには、レースを行いました。最後までどっちが勝つかわからないレース展開となりとても盛り上がっていました。
海の上でスタンドアップ!
 
 最後はスタンドアップクルーズです。B&G艇庫のアイギ浜からウドノス海岸までの海の道を優雅にツーリングです。今回カメに遭遇しなかったのが残念です。高確率で見れるのですが、大勢の人が海の上に立っている光景にカメさんもびっくりしたのかな。今回は現れず残念です。次回のお楽しみとしてとっておきましょう!

 午前中最後はみんなで集合写真!与論オーシャンアスリートの誕生です!
これを機にどんどんスタンドアップや他の海洋性スポーツにチャレンジして欲しなと思います。
午前の部集合写真

 午後の部は、レスキュー講習会です。対象はマリン関係者を中心に海の現場にいる面々です。今回はスタンドアップパドルを使ってのレスキュー方法を学びました。参加者のほとんどが初めてのスタンドアップ体験ということもあり、まずスタンドアップ体験を行い午後の部もレースを行いました。これでまず脈を上げてからのレスキュートレーニングの開始です。溺者の近くまでスタンドアップで漕ぎ、そこからは溺者の胸にパドルを固定し、あとは手でのパドリングで陸まで戻ります。やはり慣れていないと難しいですね。どんどん数をこなして現場で使えるレベルにしていきたいと思います。
スタンドアップパドルレスキュー


 レスキュートレーニングの後は、航路入り口のポールを周り~ウドノス海岸~B&G艇庫までのトライアングルコースをツーリングです。その途中スタンドアップフィットネスも取り入れ、ボードの上でスクワット、腕立て、腹筋を行いました。これは抜群に効果のある体幹トレーニングになりました!参加者は次の日筋肉痛になったのではないでしょうか?これを機に体幹トレーニングの一環としても、ぜひスタンドアップパドルサーフィン取り入れて欲しいと思います!

 今回の体験会・講習会を通じて思ったこと。それは与論島の環境とスタンドアップパドルサーフィンの相性が最高に良いということです。ビーチからリーフまでの距離があり、まず安全であること。ボードに立った状態からの目線で見るため、抜群の透明度を誇る与論の海の地形もわかります!カメと一緒にツーリング!これが本当に日常の光景としてある。そして上級者は波乗りにもトライできる。与論島だからこそできるバラエティーに富んだ楽しみ方がこのスタンドアップパドルサーフィンにはあるなと感じました。この夏、間違いなく与論島でのおすすめのスポーツ スタンドアップパドルに是非チャンレンジして欲しいと思います!
 今回の体験会、講習会の動画がYoutubeにアップされています
こちらも是非ご覧ください!

                            

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