2011年5月31日火曜日

台風2号の爪痕

 台風1号、2号と5月に2度も南西諸島を北上していきました。
学生の頃に、この地域は台風銀座と呼ばれていると習った記憶がありますが、まさか5月に2度も直撃するとは・・・自然の猛威を感じずにはいられません。
 
 28日夜から29日朝にかけて強い勢力を保ちながら北上していった台風2号は、与論島にも大きなダメージを残しました。全壊、半壊した住家、農作業と家畜用の小屋や倉庫といった非住家の被害、塩害による農作物の被害など、大きな爪痕を残して台風2号は通過していきました。与論B&Gでも陸揚げしていた船が柵に打ちあがり、外壁に取り付けられていたスピーカーはふき飛ばされていました。
どんな風が吹いたのか?柵に打ち上げられた船。
料金表も破壊されました。

また、砂美地来館周辺の巨木や木々が折れていていたため、撤去作業に追われました。茶花小学校ではガジュマルの木も根こそぎ倒れていました。今回の台風、与論島での最大瞬間風速は46.8メートルだったそうです。その時の海を想像しただけで恐怖を感じますね。

体育館周辺の巨木も根こそぎ倒れました。


伝統ある茶花小学校のガジュマルも根こそぎ倒れました。

 今年はまだ本格的な台風シーズンにはなっていません。あと何回か台風が南西諸島を直撃し北上していくことが予想されます。台風対策しっかりして、被害を最小限に抑えるように努めていきたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿