海とともに生きる私たちの島、与論島は月の暦に従います。島の大切な行事は今も太陰暦、即ち旧暦によって決められます。
そして今年は4月5日、旧暦3月3日に「浜下り」と言う新生児の誕生祝いを兼ねた潮干狩りが行われました。その日は海開きの日でもあります。家族・親族・近隣併せて島中がご馳走を用意して潮干狩りへ行きますが、新生児が居る家では男子にはティル(魚を入れるビク)を女子にはソィガマ(ざる)を持たせて波打ち際に足をさらし、健康に育つよう願います。
足を海水つけた瞬間! |
たくさんの家族が集まっていました! |
与論B&Gスタッフ池田の息子も今年は山野さんに作ってもらった、ワラジをはかせ、ティルを腰に巻いて浜下りの儀式。海水に足をつけて泣くかなと不安でしたが、泣くこともなくとても堂々としていました。大きくなって、一緒に海遊びするのが楽しみです!
採った獲物をティルへ! |
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